0円でできる結婚式ってほんと?!を徹底解説

結婚が決まったカップルのほとんどが悩む結婚式の費用のこと。しかし最近、「ゼロ婚」「タダ婚」といった「0円で結婚式を挙げられる!」といういわゆる「0円結婚式」というサービスがでてきました。

これなら費用の悩みは解消?! と思われるかもしれませんが、結論から言います!

0円でできる結婚式は…
半分ホントで、半分ウソです!

ではなぜ「ゼロ婚」や「タダ婚」といった「0円結婚式」なるものが存在するのか?

まずホントというのは、

・挙式日は平日や仏滅などいつでもかまわない
・挙式・披露宴会場にこだわりはない
・ドレスもある程度のものでかまわない
・ゲストへの料理もこだわらない
・装花の種類や量もこだわらない
・招待状・席次表といったペーパーアイテムもなんでもいい
・動画や写真で記録に残す必要もない
・引き出物も安いのでかまわない

これらすべてにあてはまるというカップルなら、もしかすると0円で結婚式は可能かと思いますし、ここから先は読む必要もないかと思います。実際、あらゆる費用を削って、ゲストからいただいたご祝儀で相殺することで、逆にプラスにして新婚旅行の費用にあてたなんてカップルもいます。

でも、挙式日や式場、ドレス、ゲストへのおもてなし、装花など少しでもこだわりを持って、ゲストに喜んでもらいたい、心から祝福されたい、自分たちの満足がいく結婚式を挙げたいと思っているなら是非読んでください。

この記事では、最近流行りの「0円結婚式」とはどういうものなのか? それで本当に0円で結婚式ができるのか? 自分たちも納得ができて、ゲストにも喜ばれる結婚式をほんとうに0円で実現するために注意すべきことを、実体験や各種調査データをもとに徹底解説しています。

0円でできる結婚式とは?

そもそも「0円でできる結婚式」ってほんとうなのでしょうか?

同様のサービスを提供している会社(※結婚式プロデュース業)には、「ゼロ婚(東京)」「タダ婚」「スマ婚」「楽婚」などがありますが、「スマ婚」と「楽婚」に関しては、0円ではなく「格安」と説明していますので、ここでは「ゼロ婚」と「タダ婚」(以下、「0円結婚式」と言います。)にスポットをあてて説明したいと思います。

まず、「0円結婚式」なるサービスで大々的に告知宣言しているのが、以下の4つの項目になります。

持ち出し費用0円!
貯蓄0円でも安心!
追加料金0円!
持ち込み料0円!

一つずつ解説していきます。

持ち出し費用0円?!

そもそも「0円結婚式」なるもののサービスの根幹とも言えるべき最大の魅力でもありコンセプトとなるのが、この「持ち出し費用0円!」ではないでしょうか。

すでにお分かりの方も多いと思いますが、ここでいう「0円」とは、「結婚式の費用の全額が無料!」とは少し意味合いが違います。つまりは「結婚式の費用が無料!」ではなく、「持ち出し費用が無料!」ということを指しています。

持ち出し費用」とは、

結婚式にかかる費用総額

 ご祝儀の総額

 親族からの支援

 持ち出し費用

となります。つまり、結婚式にかかった費用を、あなたの大切なゲストからいただいたご祝儀や親族からのご支援を100%当てにした上で、そのお金ですべてを賄い、あなたの自己負担額を0円にしようという試みということになります。

ご祝儀なんて、結婚式が終わってみないと総額いくらになるかわかりませんよね? その場合も0円なのか?もし当日に欠席者が出てしまい、契約時の見積もり額分のご祝儀が集まらなかった場合も0円? 実はその場合は自己負担となります。

つまり、ここで注意しておきたいのが、

持ち出し費用0円とは、ゲストの人数をもとにご祝儀額(または会費)の予想を立てた上で、その総額内で収まるようなプランを提案してくれることであり、100%確約されたものではない。

挙式日当日にゲストの急な欠席や、予想を下回るご祝儀額だった場合は、当然持ち出し費用は0円とは限らない

ということです。

もちろん、あなたの大切な親族やご友人、会社の上司・同僚から頂いたご祝儀をありがたく頂戴し、ゲストの皆様の前で結婚の誓いを行い(挙式)、お披露目しておもてなしをする(披露宴)費用にあてる。この事は決して悪いことではないと思います。

しかしよく考えてみてください。これって?別に最近始まったことじゃないと思いませんか?

先にも触れましたが、どの式場紹介サービスを利用しても同じとは思いませんか?どの式場でも、どの式場紹介サービスを利用しても、専属のプランナーさんがお二人のために費用面はもちろん一生懸命考えて相談に乗ってくれます。

それを「0円!」「タダ!」と大々的に宣言するのはどうなんでしょう?またゲストからいただくご祝儀を100%当てにして結婚式を挙げるという考え方もどうなんでしょうか?もちろん結婚式はある意味高いお買い物でもあります。もしご祝儀をいただけなかったら相当な負担がのしかかり、今後の結婚生活に支障をきたす可能性もあるでしょう。

しかし、この記事を読み進める前に今一度「結婚式とは誰の何のためのものなのか?」「自分たちの納得いく後悔しない結婚式とは?」「ゲストに感謝の気持ちを伝え喜んでもらえる結婚式とは?」といったことを思い浮かべながら読んでもらえたら幸いです。

貯蓄0円でも安心?!

ほとんどの結婚式場では、「結婚式にかかる費用」の実際の支払い時期は結婚式の前になります。

結婚式の前日(※金融機関の前営業日)まででよいところもあれば、結婚式の数週間前までに全額支払わなければならない式場もあります。また支払った時点で、よほどの天変地異が発生しない限りキャンセルはできません。(※屋外の式場で嵐や台風などでやむを得ず中止になる場合など、各式場で契約前に必ず要確認。)

しかし「0円結婚式」では、結婚式が終わってからのお支払いでOK!というサービスを提供しています。これにより、結婚式のための費用をコツコツ貯金する必要もないし、お金が貯まるまで結婚式を先延ばしに。。なんてことをしなくても済みますよ!と宣言しています。

ただこれも最近ではほとんどの式場で、「クレジット決済OK!」「ブライダルローンOK!」となっています。クレジット決済の場合は、結婚式前に一時的にクレジットの決済枠を増額してくれるサービスなども各クレジット会社で行っています。また「ブライダルローン」とは、その式場が独自にローン会社と契約しているローンサービスのことです。ローンと言っても、通常の○○回払いもあれば結婚式の翌営業日一括払いといった支払い方法もあります。

つまりこちらもゲストからいただくご祝儀を100%当てにしているからこそできる事であって、「貯蓄0円でも安心!」と本当に言えるのでしょうか?さらに疑問なのが、この「0円結婚式」も契約するのは「結婚式前」です

仮にゲスト50名で150万円という見積もりで契約したとします。もし結婚式当日にインフルエンザが流行り想定以上の欠席者が出たら?それでゲストが40名となりご祝儀が120万円だった場合に、差額の30万円はチャラにしてくれるのでしょうか?

残念ながらそんな保証は一切ございません。その場合差額の30万円は当然お二人で負担しなければなりません。これでも「貯蓄0円でも安心!」と言えるのでしょうか?

さらに2020年、新型コロナウィルスの感染拡大により、政府からの要請で幼稚園や小中学校の一斉休校、イベントなどが中止となりました。結婚式も同様に自粛ムードとなり、結婚式を間近に控えたカップルにとっては中止か延期か?苦渋の決断に迫られました。

もしゲストのことを考えて中止を決断した場合、「0円結婚式」ではキャンセル料はかからないのでしょうか?

残念ながら、新型コロナウィルスは式場側の都合ではないので、キャンセル料が発生します。これは支払時期が挙式日の前だろうが後だろうが関係ありません。

しかし「ゼロ婚」では、貯蓄0円でもまったく問題ありませんと断言しているのです。

貯蓄が1円もありませんが大丈夫ですか?

まったく問題ありません。おふたりの自己負担金自体が0円からスタートできます。

ゼロ婚は、貯金だけではなく自己負担費用自体が0円でもできる結婚式をご提供しています。またお支払いも「挙式当日にご祝儀で精算」となりますので、無理してお金をためる必要もありませんので、安心してご相談下さい。

「ゼロ婚(東京) よくある質問」より引用

なぜここまで言い切れるのが理解でできません。

追加料金0円?!

一般的に結婚式の費用は、初回見積もり時から色々と追加費用が発生し、契約時、さらには挙式当日には平均で100万円以上増額すると言われています。

ブライダルフェアなどで最初に提示される見積りは、費用を抑えて見せるために、最低限の項目しか載っていない事が多いです。

では、なぜ結婚式の見積もりは初回提示からどんどん上がっていくのか?次のような理由が考えられます。

費用額だけで契約を断られないようにするため

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