【Adobe Premiere Pro CC】倍速からスローになったりするタイムリマップの作り方の覚書

Adobe Premiere Pro CC(ver.14.0)の使い方を後で忘れないように自分用に記録した覚書です。初めてPremiere Proを使って動画を編集してみたい!といった方の参考になれば幸いです。

ここでは、スピードが急激に速くなったり、スローで遅くなったりと、印象的に時間を操作するカット演出「タイムリマップ」の使い方について書き綴っています。

1.タイムリマップの適用

動画の速度を可変させるためには、【タイムリマップ】を使用する。

タイムライン】パネルのトラックに配置した動画をクリックして選択すると、【エフェクトコントロール】パネル(Shift + 5 キー)の【ビデオエフェクト】の中に【タイムリマップ】の項目があることが確認できる。

タイムリマップの適用 - エフェクトコントロール
タイムリマップ – エフェクトコントロール

次に、実際にタイムリマップを適用していく。

【タイムライン】パネルの可変させたいトラックの表示を上にドラッグして拡大しておく。そのトラックに配置した動画(クリップ)の左端にある【FX】ボタンを右クリックして、ショートカットメニューの【タイムリマップ】から【速度】を選択する。

【FX】ボタンを右クリックして【タイムリマップ】から【速度】を選択
【FX】ボタンを右クリックして【タイムリマップ】から【速度】を選択

そうすると、クリップにタイムリマップの細いラインが表示される。(※トラックを縦に広げておかないと見えないので注意。

2.動画の速度を可変させる

時間インジケーター】を速度を上げたい時間に移動させる。次に、クリップを選択した状態で【エフェクトコントロール】パネルの【タイムリマップ】から【速度】の【キーフレームの追加/削除】●をクリックすると、その時間にキーフレームが追加される。

その段階で、追加したキーフレームから右のタイムリマップのラインを上にドラッグすると【速度】の数値が上がり、素材の長さが変化する。数値を800%にすると8倍速になる。

※[Shift]キーを押しながらドラッグすると5%刻みで数値を変化できるので便利。

最後に倍速を終了させたい位置に【時間インジケーター】を移動させ、同様に【エフェクトコントロール】パネルの【タイムリマップ】から【速度】の【キーフレームの追加/削除】●をクリックすると、キーフレームが追加され、そのキーフレームより右のタイムリマップのラインを下にドラッグして数値を100%にすれば1倍速に戻ります。

スローにさせるのも同様の手順。キーフレームを追加して、タイムリマップのラインを上下させるを繰り返す。

3.速度変化を調整する

タイムリマップを使用すると、速度を増減させる時間の変化を変更できるが、上記のままだとキーフレームを境に急激に速度が変化してしまう。

そこで、追加したキーフレームを右にドラッグすると、キーフレームの範囲が作成されるので、その範囲を設定することで緩やかに速度が変化するようにできる。さらに、範囲内のラインをクリックすると表示されるハンドルの方向を変えることで、滑らかさを微調整することもできる。

タイムリマップ - 速度変化を調整する
タイムリマップ – 速度変化を調整する

4.注意点

Premiere Pro のタイムリマップは 映像のみに適用可能で音声には対応していない。
※ちなみに After Effects のタイムリマップは音声の再生時間伸縮にも対応している。

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